3月16日まで、M7級の余震の発生確率70%
気象庁は、3月13日の発表で、東日本大震災の地震の規模を表す「マグニチュード(M)」をこれまでの、詳細な解析の結果、8.8から9.0へ変更したことを発表。詳細は気象庁のホームページから確認できる。
また、今後3月16日午前までに、M7.0クラスの余震の発生確率が、70%以上と発表。震度6以上の揺れと、津波の発生があるとして、注意を呼びかけている。「マグニチュード(M)」は、0.2大きい場合、約2倍のエネルギーとなり、今回の地震は、関東大震災(1923年)の約45倍、阪神淡路大震災(1995年)の約1450倍となる。
1900年以降、世界で観測史上4番目の規模の地震
東日本大震災のM9.0は、1900年以降観測された地震の中で、1952年に発生したカムチャツカ地震とならぶ、第4位となる、これまでに発生した、1960年のチリ地震のM9.5、1964年のアラスカ地震のM9.2、2004年のスマトラ沖地震のM9.1につぐ規模となる。
気象庁は、13日午前10時から3日以内で、約70%の確率で、M7.0以上の余震が発生する可能性があると発表。その後も3日以内に、50%以上の確率で発生する可能性があると発表し、引き続き警戒を呼びかけている。すでにM5以上の余震が、180回以上観測され、気象庁では「過去のは比較にならない数」と述べている。
気象庁『「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」の地震について(第15報) 』
http://www.jma.go.jp/jma/press/1103/13b/201103131255.htmlasahi.com「東日本大震災はM9.0 M7級の余震、発生確率70%」
http://www.asahi.com/national/update/0313/TKY201103130145.html時事ドットコム『犠牲者は「万人単位」=東日本大震災で宮城県警-M7余震確率、3日以内で70%』
http://www.jiji.com/(トップぺージへのリンク)