個人であっても自由に参加が可能な記者会見
ジャーナリストの上杉隆氏らが参加する「フリーランス・雑誌・ネットメディア有志の会」は“誰でも自由に参加が可能な記者会見”をスローガンに、「日本自由報道記者クラブ協会」(仮名)の草案を1月27日に発表した。
設立趣意書によると「日本自由報道記者クラブ協会」は「公的記者会見の開放」を求め、報道・取材目的であれば、個人であっても自由に参加が可能な、記者会見を代行主催する非営利団体とし、最初の会見として、民主党・小沢一郎元代表の記者会見を1月27日に開催した。
※画像は同協会の
設立趣意書(草案)ソーシャルメディア革命=第三の開国
「自由報道記者クラブ協会」は、設立準備会暫定代表に上杉隆氏がついた。設立趣意書では、「記者クラブ」を中心としたシステムを「日本の成長戦略の妨げ」とし
世界中で発生しているソーシャルメディア革命こそまさしく第三の開国というべきものである
と、述べている。
その上で
私たちは国民の求める「知る権利」「情報公開」「公正な報道」に完全に同意し、それらを達成するための“場”を作ることを宣言する
と、同協会の設立を宣言している。
そして、93年以来「記者クラブ」の存在を問題視し、記者会見の開放を訴えるとともに、実施したきた政治家として、「敬意を表して」小沢一郎氏を第一回目のゲストに選んだ。同会見の模様は、Ustreamやニコニコ生放送で配信された。
「自由報道記者クラブ協会」では、今後も誰もが自由に参加し、それぞれの価値観で報道する、オープンな会見を開催するつもりだ。
「日本自由報道記者クラブ協会」(仮) 設立趣意書(草案)
http://www.craftbox-jp.com/data/FPA_prospectus110127.pdf※PDFファイル
フリーランス・雑誌・ネットメディア有志の会
http://fpaj.exblog.jp/ついに「日本自由報道記者クラブ協会」を旗揚げ!|週刊・上杉隆|ダイヤモンド・オンライン
http://diamond.jp/articles/-/10911誰でも参加できる会見を――「自由報道記者クラブ協会」設立へ - ITmedia News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1101/27/news081.html