祖国への熱い想い
チュニジアのジャスミン革命に始まった、中東での騒動。エジプト人の両親を持つタレントのフィフィが自身のブログで、祖国への想いやアメリカとの関係について語っている。
エジプト国民が求めているのは、民主化だけではない。アメリカへの決別であるという。にもかかわらず、革命騒動の陰の立役者であるソーシャルメディアがアメリカ生まれだということに、痛烈な皮肉を感じているようだ。
イスラムを世界の悪者に仕立て上げたのは
メディアをうまく利用し、自分に都合のいいようにイスラムのイメージを作ってきたのがアメリカだ。それがいま、親米政権の国々から次々と火の手が上がり、なすすべもなく立ち尽くしているアメリカの姿を目にしたフィフィはこう言う。
わたしはまさに世界地図が描き変えられる瞬間を目にしているようで身震いの連続なわけだが。
未来へ向けて~エジプトは変われるのか
痛みを伴いながらも闘い、世界に問いかけている祖国の状況を見守るフィフィの心境はいかばかりだろうか。
最後に彼女はこう語りかけている。
エジプトを愛して下さる方々のためにもエジプトは生まれ変わって自らの力で立ち上がりもう一度みんなが訪れたい国にならなきゃなと思うわけです。エジプトを愛して下さる日本の皆さんほんとに有難うございます。
これ以上犠牲者を出さず、早急に平和が訪れることを願ってやまない。
ALL ABOUT FIFI:エジプトの夜明け~新たな1頁へ