笑顔で「さらに厳しい戦いが始まる」
2月6日に投開票された名古屋市長選挙で、66万票という過去最多の得票数で圧勝し、再選を果たした河村たかし市長が、2月7日朝、はやくも公務に復帰した。
名古屋市長選挙と同じ日に実施された、愛知県知事選では、協力関係にある大村秀章氏が当選し、市議会解散の是非を問う住民投票も過半数獲得と、“トリプル圧勝”果たした河村氏は、笑顔で市役所前に現れ、記者らに対し
久しぶりに来ると懐かしい、公約実現に向けてさらに厳しい戦いが始まる
と、述べた。
枝野氏「大変残念」菅首相はノーコメント、統一地方選挙にも影響か?
河村氏は、登庁後、市議会リコール署名の審査をめぐり激しく対立した、市選挙管理委員会の伊藤年一委員長から当選証書を受け取った。河村氏は初の公務となる幹部会で
行革は厳しいが、やらないかん。どうせなら歴史に残る市役所をつくろう
と、熱く語った。
一方、「民主王国」愛知県で実施された選挙が“惨敗”という結果に終わった、民主党の枝野幸男官房長官は、2月7日午前に開いた記者会見で
民主党所属国会議員としては大変残念だ
と述べ
鳩山政権以来行っていることが国民に十分伝わっていない、という反省はある
と、反省の意を表した。
4月に実施される、統一地方選への影響については「党でしっかり分析すると思う」と述べるにとどまっていた。菅直人首相は、選挙結果に関して、2月7日時点では、コメントを述べていないという。
asahi.com『トリプル圧勝の朝「歴史変わる」 河村氏早くも公務復帰』
http://www.asahi.com/politics/update/0207/NGY201102070007.htmlasahi.com『愛知惨敗、背景に民主への失望 枝野氏「反省ある」』
http://www.asahi.com/politics/update/0207/TKY201102070134.html河村たかし 気さくな62歳 | 減税日本公認
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