怒濤のツイート府知事
政治家がブログやtwitterを利用して、見解の表明や市民との対話を行うことも珍しくなくなった昨今。今回の記事では、ここ数日で目立った政治家ツイートを紹介していきたい。
まずは威勢のいい発言が留まるところを知らない大阪のこの人。そう橋下徹府知事。2月からtwitterを始めて以後、19日現在700を超えるツイートを敢行。2か月限定でのtwitterデビューということであったが、この先も楽しみだ。
同知事は19日、タウンミーティングで各地を来訪。特に泉南市会場終了後の呟きが面白い。会場に入りきれないほどの市民が集まった中、市民の圧倒的な賛意を背景に公立中学校の給食化の必要性に言及。大拍手の前に市長が導入を認めるという展開になったという。それを振り返ったツイートが下記。
『会場が割れんばかりの拍手となりました。もの凄い拍手でした。そこで同席していた市長に尋ねましたら、導入するとのこと。こうやって住民が行政にプレッシャーをかけていかないといけないんです。公立中学の給食なんて無茶な話ではありません。だって全国では80%の普及率なんですから』(2月19日 PM7:59)
『まあこれで、僕と同席してくれる市長はいなくなるだろうな~。さて、今から本日ラストのタウンミーティング、岬長の会場へ向かいます』(2月19日 PM8:03)
このようなことが起これば、知事が呟かなくとも各市長らに情報が行くのは確実だ。にも関わらず、それを行い続けるのが橋下知事の真骨頂――。そう府民は理解していることだろう。
※ 画像は大阪維新の会公式サイトから
強い外交を望む
次にもう1人、今度は国会議員から気になる呟きを見てみよう。最近の日露関係はかつて無いほどの悪化を見せているが、そんな現状を憂慮した呟きを行っているのが「ヒゲの隊長」こと佐藤正久議員。こんな指摘を行っている。
『今日露外務省報道官が「日本とはどのような領土交渉もしない。北方領土と千島列島に対する露の主権は変わることはない」と述べた。露の態度が硬化している。露高官がこれ程強い態度を示したことはない。何の為の前原大臣の訪露だったのか?露側からの相次ぐマイナスの発言、戦略ミスだ!』(twitter表記で2月18日 AM12:01)
最近の日本は、外交でよい面が少ないと感じている国民が多い中、深刻な危機意識や憤りの感じられる発言であった。
編集部 宗近 明

橋下府知事 twitter
http://twitter.com/#!/t_ishin佐藤正久議員 twitter
http://twitter.com/#!/SatoMasahisa