坂本龍馬人気はいまだ健在
短い生涯で、幕末を駆け抜け、近代日本の礎を作った功労者、暗殺されるという劇的な最期を迎える坂本龍馬の人気は、いまだに健在です。昨年、NHKの大河ドラマに取り上げられたことで、さらにその人気に拍車がかかりました。
高知県では、大河ドラマ放送翌年の今年、龍馬ブームをこのまま終わらせないよう、さまざまな取り組みをしています。
レプリカ必要?
高知県は、桂浜の坂本龍馬像の両脇に武市半平太と中岡慎太郎の像を設置する観光イベント「土佐勤王党再結成」を予定しています。土佐勤王党の同志だった2人の発泡スチロール製のレプリカ(一体当たりの重量は約370kg)を期間限定で並べるというこの企画には、日本の歴史を切りひらいた先人たちの意思に反するなどの理由で反対意見が相次ぎました。
意見募集中
反対意見が多かったため、高知県では、いったん計画を停止して、急遽、意見を募集することになりました。県では本企画を、話題性とともに、改めて龍馬や高知に注目を集め、観光客を集客する大きなきっかけになるものと考えています。意見はメールか電話で受付しています。果たして、県民の評価はどうでしょうか。
高知県 「桂浜での誘客イベント「土佐勤王党再結成」についてのご意見募集!
」
http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/020101/tosakinnoutou.html