ドイツ公共放送ARDが調査
戦火を逃れて欧州にやってくる数多くの難民。なかでも、ドイツへの難民が1万人を超えた。こうしたなか、ドイツ公共放送ARDは「ARD-Morgenmagazin」において、難民に関しての世論調査を実施。その結果を9日、発表した。
数多くの難民が押し寄せている現在の状況に
「脅威を感じていない」と回答した人は61%だった。反対に
「脅威を感じる」と答えた人は38%。旧東ドイツでは43%、旧西ドイツでは36%が多くの難民流入に脅威を感じていることが分かった。
また、「移民や難民の増加によって日常生活に変化があるか」という質問には、81%が「変化なし」、17%が「少し変化がある」、2%「大きな変化がある」と答えた。
連立政権の支持率は67%
支持政党に関する調査では、前週と比較して大きな変化がみられなかった。メルケル首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)の支持率は42%で前週と変わらなかった。連立パートナーの社会民主党(SPD)は前週より1ポイント増の25%。
緑の党(die Grünen)は1ポイント減で11%、左翼党(die Linke)は1ポイント増の9%。自由民主党(FDP)とドイツのための選択肢(AfD)は、前週と同じ4%だった。連立政権の支持率は67%。
世論調査は、18歳以上の有権者1021人を対象に、9月7~9日の3日間、電話により行われた。
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by LibertinusARD tagesschau:Flüchtlinge nicht als Bedrohung empfunden
http://www.tagesschau.de/inland/deutschlandtrend-401.html