2012年に続く出馬
共和党のリック・サントラム元上院議員(57)は27日、地元のペンシルベニア州で2016年の大統領選に出馬すると表明した。前回2012年の大統領選に続く出馬となる。
出馬表明で同氏は、「わたしは明確かつ保守的な思いきったビジョンを持っている」と強く主張、また「みなさんの助けと神のご加護でこの国を変える」と述べた。
7人の子どもを持つ父親でもあるサントラム氏は、同性婚や人工中絶に反対する伝統的な価値観を掲げ、特に保守的な共和党支持者から人気を博している。また、同氏は、労働者階級出身であることを強調し、フラット・タックスや米内国歳入庁(IRS)の廃止を提唱。
共和党から7人が立候補
共和党で正式に立候補を表明したのはサントラム氏で7人目。これまでに、聖職者、司会者でもある元アーカンソー州知事のマイク・ハッカビー氏と元神経外科医のベン・カーソン氏が出馬を表明。
その他には、両親はキューバからの移民者で弁護士のマルコ・ルビオ氏、テッド・クルーズ上院議員、リバタリアンで知られるロン・ポール元下院議員の息子であるランド・ポール上院議員、元ニューヨーク州知事のジョージ・パタキ氏が出馬表明している。
さらに、元フロリダ州知事でジョージ・W・ブッシュ元大統領の弟であるジェブ・ブッシュ氏も昨年12月、自身のFacebookで2016年大統領選挙への出馬を事実上表明しており、来週中にも立候補されるとみられている。
(画像はflickrより) photo:
Rick Santorum/by iprimagesシュピーゲル誌/US-Republikaner: Santorum bestätigt Präsidentschaftsbewerbung
http://www.spiegel.de/politik/1035895.html