被災復興のため「ふるさと納税」で支援を
熊本県と大分県では、地震災害からの復興のため、「ふるさと納税」を通した支援を呼びかけている。
熊本県では、ふるさと納税で1万円以上の寄附をした人は、例えば、「くまモン」グッズセットやデコポン、球磨焼酎で晩酌セットなど熊本自慢の品がもらえる。
ただ、熊本県の発表によると、今回の地震により、生産者やその施設が被害を受けている場合もあり、希望する特典品の発送が遅れることや発送できない可能性もあるという。
熊本県、昨年度の総額を上回る
大分県では通常、5000円以上の寄附に対し、地域の特産品などの返礼品を用意している。だが、今回は、災害支援を目的とする緊急寄附のため、特典品の発送は行わないということだ。両県への寄附申し込みは、各ウェブサイトから行える。
ふるさと納税は、都道府県、市区町村への「寄附」。一般的に自治体に寄附をした場合には、確定申告を行うことで、その寄附金額の一部が所得税および住民税から控除される。しかし、ふるさと納税では自己負担額の2000円を除いた全額が控除の対象となる。
NHKは27日付で、熊本県へのふるさと納税が
今月18日からの1週間で1億4800万円余りと、昨年度1年間の総額をすでに上回り、制度が始まった平成20年度以降、最も多くなっている(NHK NEWS WEBより引用)
と報じた。
(画像は熊本県ホームページより)
熊本県 ふるさと納税についてのお知らせ
https://www.pref.kumamoto.jp/kiji_15479.html大分県 ふるさとおおいた応援サイト(ふるさと納税)
http://www.pref.oita.jp/site/furusato/