苦戦を強いられ2候補が撤退
米大統領選の第2ラウンド、ニューハンプシャー州予備選の結果を受け、東部ニュージャージー州のクリス・クリスティー知事(53)とヒューレット・パッカード元最高経営責任者(CEO)のカーリー・フィオリーナ氏(61)が10日、共和党指名争いから撤退すると表明した。
クリスティー氏は、歯切れのいい弁舌や庶民的なスタイルで人気を集めていたが、指名争いでは苦戦を強いられた。9日のニューハンプシャー州の予備選では得票率約7%で6位に終わった。
また、共和党で唯一の女性候補であったフィオリーナ氏も、同州の予備選で得票率4%、7位と低迷し、選挙戦に終止符を打つことを明らかにした。これで共和党の候補者は7人に絞り込まれた。
共和党候補17人から7人に
当初、共和党で立候補を表明したのは17人。1日に行われたアイオワ州党員集会の結果を受け、ランド・ポール氏とリック・サントラム氏が撤退を表明した。
今回、クリスティー氏とフィオリーナ氏の撤退表明により、20日に行われるサウスカロライナ州の予備選を戦うのは、ドナルド・トランプ氏、テッド・クルーズ氏、マルコ・ルビオ氏、ジョン・ケーシック氏、ベン・カーソン氏、ジェブ・ブッシュ氏、ジム・ギルモア氏の7人となった。
Wikipedia:2016年アメリカ合衆国大統領選挙
https://ja.wikipedia.org/wiki/Wiener Zeitung:Zwei Republikaner geben im US-Wahlkampf auf
http://www.wienerzeitung.at/weltpolitik/800603