11月から本格導入 効率的に税金を回収
AOSモバイル株式会社は6日、同社が提供するSMS配信サービス「AOSSMS」が税金回収のソリューションとして東京都豊島区に11月より本格導入されることを発表した。
豊島区は税金滞納者に対する自主的な納付の呼びかけを、「電話」「郵便」「訪問」という手段で行ってきたが、業務の手間と得られる効果の差があまりに大きく、いかに効率的に税金を回収するかが課題となっていた。
そこで豊島区では、今年7月からSMS配信サービス「AOSSMS」を試験導入。この2カ月で納付催告における高い反応率・回収率を記録した。
「AOSSMS」は、携帯電話の世界標準機能であるSMS(ショートメッセージサービス)を使った法人・団体向けソリューション。「AOSSMS」のSMS配信を利用し、納付要請のメッセージを滞納者の携帯電話宛に直接届けることで、税金回収が容易となる。
試験的配信で約870万円を回収
豊島区は、区外に引っ越してしまい従来では連絡が取りづらかった滞納者1,009人に対し、試験的にSMS配信にて納税を促したところ、配信成功は825人、配信成功率は81.7%であった。
配信後1カ月以内に反応したのは159人。自主的に納付した人数は261人であり、収納金額は871万5,203円だった。納付催告手段として有用な手段と判断し、豊島区は「AOSSMS」を本格導入した。
(画像はプレスリリースより)
AOSモバイル株式会社 プレスリリース(PR TIMES)
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