「公示日翌日」「投票日1週間前」「投票日翌日」の3回実施
株式会社インテージは7日、10月22日に行われた第48回衆議院総選挙について、自主企画調査を実施し、その結果を発表した。調査は、同社「マイティモニター」より抽出された全国の18~69歳の男女2,084人を対象にアンケート配信方式で行われた。
調査では、同一の調査対象者に対して「公示日翌日」「投票日1週間前」「投票日翌日」の計3回における選挙期間中の支持政党の変化を分析。
投票したい政党は?
「今回の衆議院選挙に行くとして、比例代表選挙ではどの党に投票するか。」という質問に対して、結果は次のようであった。
「公示日翌日調査」時点では、「自由民主党」が18.6%と最多で、次いで「希望の党」が9.4%、「立憲民主党」が8.2%と続いた。「投票日1週間前調査」時点では、「自由民主党」が19.2%とやや増加、次いで「立憲民主党」が10.0%と支持率を伸ばし、「希望の党」は7.0%と減少した。
「投票日翌日調査」時点では、「自由民主党」が21.5%とさらに支持率を上げた。「立憲民主党」は17.4%と1回目の調査から約9ポイントも上昇。「希望の党」は8.1%という結果だった。
投票したい政党の変化
次に、「投票したい政党の変化」を見てみると、「公示日翌日調査」時点で「自由民主党」に投票予定と回答していた人は「投票日1週間前調査」時点で88%が、「投票日翌日調査」時点で76%が同一政党に投票すると回答。
「立憲民主党」に投票予定と回答していた人は、「投票日1週間前調査」時点で80%、「投票日翌日調査」時点で91%が同一政党に投票予定と答えた。
一方、「希望の党」に投票予定と回答していた人は、「投票日1週間前調査」時点で57%、「投票日翌日調査」時点で55%が同一政党に投票すると回答した。
調査では「立憲民主党」投票予定者が実際に投票した投票率の高さが明らかとなった。また、「希望の党」に投票すると回答した人が、実際には11%が「立憲民主党」に投票したことも分かった。
その他にも『確信度スコア』の分析や東京都知事選「小池氏支持票」の行方なども調査・分析されている。この調査により、有権者の支持政党の移り変わりがはっきりと分かり、今回の選挙戦の情勢を浮き彫りにする結果が確認できたといえよう。
(画像はプレスリリースより)
(インテージ調べ)
株式会社インテージ 衆議院選挙2017を振り返る~有権者の投票したい政党はどう変化したのか~
https://www.intage.co.jp/gallery/syuuinsen2017/株式会社インテージ プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/000000321.000001551.html