9割の個人投資家が米大統領選に関心
マネックス証券株式会社は20日、11月に行われる米大統領選への関心と相場観などについて行ったアンケート調査の結果を発表した。
アンケート調査は7~11日の間に、マネックス証券に口座を保有している個人投資家を対象としてインターネットを通じ行われた。得られた回答数は745件。
その結果、9割近い個人投資家が米大統領選に関心を持っていることが明らかとなった。
「クリントン氏とトランプ氏、どちらが米大統領にふさわしいと思うか?」という質問には、回答者の68.7%が「クリントン氏」、3.6%が「トランプ氏」と回答。「どちらもふさわしくない」と回答した者は27.7%いた。
米大統領にはクリントン氏
「クリントン氏とトランプ氏どちらが米大統領に就任すると思われるか?」の問いには、85.2%が「クリントン氏」と答え、クリントン氏の大統領就任を期待する個人投資家が多かった。
「クリントン氏が米大統領に就任した場合、投資意欲にどのような影響がありそうか?」という質問には、67.2%が「投資意欲への影響はなさそうだ」と答え、「投資意欲が増えそうだ」が24.6%で2番目に多かった。「投資意欲が減りそうだ」と回答したのは8.2%。
「日本経済や日本株にとって、どちらの候補が大統領に就任するのが望ましいと思うか?」には、73.3%が「クリントン氏」、4.2%が「トランプ氏」、15.8%が「どちらが就任しても変わらないと思う」と回答。
総合的に見ると、日本の個人投資家にはトランプ氏が不人気であることが分かった。
米大統領選に有用な情報を発信
11月8日の大統領選まで残すところ約2週間となった。マネックス証券では、これまでに「特集:米大統領選挙2016」と題した特集コンテンツを掲載し、大統領選についての基本情報や過去の大統領選時におけるマーケットの値動きの特徴など投資家に役立つ情報を発信してきた。
同社は今後も、米国現地の専門家による大統領選解説セミナーなどを行い、有用な情報発信に努めていくとのこと。
(画像はプレスリリースより)
(画像出所)マネックス証券作成
マネックス証券株式会社 プレスリリース(PR TIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000156.000005159.htmlマネックス証券株式会社 MONEX 個人投資家サーベイ 2016年10月調査
https://info.monex.co.jp/survey/pdf/survey_201610.pdf