ネット選挙運動、未成年者は禁止
公職選挙法の一部改正により、参院選からインターネットによる選挙運動が解禁になった。そこで、総務省は、ネット選挙運動に関して注意を呼び掛けている。
なかでも、「未成年は選挙運動はできません!」「リツイートダメですよ」――満20歳未満のネットユーザーがネット上で選挙運動を行わないよう注意を呼び掛けるチラシをウエブサイトで公開し、話題となっている。
公職選挙法で、未成年は選挙運動が禁じられているが、それはネット上でも同じだ。普段、何気なくしているリツイートやYouTubeへの投稿などが公職法に引っ掛かり、法律違反で罰せられる恐れがある。
掲示板への書き込み、動画共有サイトへの投稿も禁止
総務省がネット選挙運動として行うことができないこととして挙げているのは、
① 自分で選挙運動メッセージを掲示板・ブログなどに書き込むこと。
② 他人の選挙運動の様子を動画共有サイトなどに投稿すること。
③ 他人の選挙運動メッセージをSNSなどで広めること(リツイートやシェアなど)。
④ 送られてきた選挙運動用電子メールを他人に転送すること(一般有権者も禁止)。
(総務省のチラシより引用)
これら上記の4項目は事例なので、実際に選挙運動にあたるかどうかは、事実関係に即し個別に判断される、と書かれている。
一般有権者にも一定の規制があり、知らず知らずに違法な行為に及んでいる可能性もあるので、総務省のホームページをよく読むことをお勧めする。
総務省 未成年へ注意を呼び掛けるチラシ
http://www.soumu.go.jp/senkyo/総務省 インターネット選挙運動の解禁に関する情報
http://www.soumu.go.jp/