子育て支援のまち「横浜」を作り上げた林氏の圧勝
8月25日(日)に横浜市長選の投開票が行われ、現職の林 文子氏が圧勝した。
【横浜市長選挙】
林 文子(無) 694,360票
しばた 豊勝(無) 134,644票
やの みきふみ(無) 19,259票
(横浜市選挙管理委員会ホームページより)
各種報道でも優勢が伝えられてきた林氏が次点に約56万票の差をつけ圧勝。林氏は2009(平成21)年の初当選では民主の推薦を受けていたが、今回は保育所待機児童数ゼロの実現を安倍政権が高く評価したことなどから自民、公明とも林氏を推薦し、民主との3党相乗りとなっていた。
選挙後のインタビューでは、「切れ目のない子育て・高齢者支援と戦略的なまちづくり」を挙げ、市政一丸となって取り組んでいくと新任期への抱負を述べた林氏。子育て支援のまちとして全国から注目が集まる中、経済政策や今回の選挙の争点ともなっていた市庁舎問題等問題は山積みだ。
(画像は「はまれぽ」ホームページより)
過去最低の投票率を更新
横浜市選挙管理委員会は横浜市長選に向けて、投票率向上を目的に市特設ホームページ内に「選挙へ行こう」と題して、主に若者向けに選挙のしくみがわかるHow Toページを設けるなどインターネットを通した啓発活動を行ってきた。
しかし、投票率は初めて30%台を割り込み、29.05%と過去最低だった1994(平成6)年の32.37%を下回った。市選挙管理委員会では、投票率が落ち込んだ要因を参議院議員選挙から間もないことや猛暑が影響したと分析している。
有権者数は市長選として初めて300万人を超えた。全体の8割の票を得た林氏だが、それでも投票率を踏まえると、支持は有権者のわずか23%ほど。これが民意といえるのかとの声も上がる。やはり参院選と同様、ネット選挙解禁が投票率へはつながらなかったようだ。
はまれぽ 横浜市長選 特設サイト
http://hamarepo.com/yokohama_election/横浜市 横浜市長選挙
http://www.city.yokohama.lg.jp/senkyo/130825/