書き間違いが起こした大きなミス
ネット活用の盛んな日本共産党がまさかの大失態を起こした。問題は8月26日午前11時13分55秒、日本共産党の機関誌「しんぶん赤旗」日曜版編集部のツイッターで起きた。
9月29日投開票の大阪府堺市長選をテーマに南蛮貿易の拠点だった堺市が450年以上前に欧州で「ベニス市のごとく」と呼ばれていたことに触れたつぶやき。タイトルに「ベニス」と書くべきところを、男性器を意味する「ペニス」とまさかの書き間違えをしインターネット上に掲載され、一時騒然となった。
その上、「ペニス」に反応してピンク系のバナー広告が掲載されるという踏んだり蹴ったりの散々な状態になった。
(画像は「日本共産党・民青同盟悪魔の辞典+キンピー問題笑える査問録音公開中」より)
ネット活用の恐ろしさ
担当者が文字を単純に打ち間違えてしまったことが今回の要因。間違いに気づいた党が数十分後に見出し部分を削除したというが、もはやあとの祭りであった。
赤旗は今年2月には「赤旗写真ニュース」で敵対関係にある「革マル派」の「全学連」旗が写った写真を掲載してしまうなど、ネット上でのミスが続いている。同党広報部は「今後、このようなミスが起きないよう十分気をつける」としているが不安が残る。
ネット戦略に力を入れてきた共産党。ツイッターは政策や活動など簡単に報告できるツールとして有効だが、軽い気持ちで書き込むと大変な事態になることを今回の事件で改めて実感することとなった。
ZAKZAK【高木桂一の『ここだけ』の話】
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130901/「日本共産党・民青同盟悪魔の辞典+キンピー問題笑える査問録音公開中」
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