ネット選挙の注目候補:家入一真氏
東京都知事選(2月9日投開票)で、スマホ中継やネット演説会などインターネットを利用した選挙活動が目立っている。
主要候補に挙がっているのは、前日本弁護士連合会長の宇都宮健児氏と元航空幕僚長の田母神俊雄氏、元厚生労働相の舛添要一氏、元首相の細川護熙氏だが、ネット選挙での注目候補といえば、家入一真氏だ。
引きこもり・JASDAQ市場へ最年少で上場
家入氏は、1978年生まれの35歳。中学2年でいじめに会い引きこもり、中退。2003年、株式会社paperboy&co.を創業、2008年29歳の時にJASDAQ市場へ最年少で上場する。現在は、連続起業家やLiverty代表として、さまざまな居場所を創っているという異色候補だ。あのホリエモンこと堀江貴文氏が後押しすることでも話題を集めている。
家入氏は1月25日、現職の都議会議員・おときた駿氏(みんなの党)と対談。そのツイキャス中継を延べで6000人が閲覧したという。このまま、ほぼ毎日、対談を公開していけば、街頭で演説するよりも、多くの人に見てもらうことになることになる。
政策もTwitterやFacebookから
「#ぼくらの政策」で日常のなかで感じる小さな疑問やアイディアを募っている。まさしく、みんなの声を集めた政策だ。
クラウドファンディングで選挙資金を集める
また、すごいのは日本ではまだ前例のないクラウドファンディングで選挙資金を集めているのだ。
「【日本初】クラウドファンディングで選挙に立候補!ぼくらの力で政治の常識をひっくり返そう!!」のプロジェクトには、すでに437万9500円もの金額が集まっている(1月28日2時現在)。
Twitter上では、「今回、家入さんが立候補したことで今まで遠かった政治というものが身近に感じられるようになった」「たとえ家入さんが当選できなかったとしても、貴重な声の集まりだ」「過去にここまできちんとした問いを民衆に投げかけて、それが形になった例を知らない」など、本当にみんなと一緒につくっていくという感じを受けるツイートが多く見られた。
家入一真(いえいりかずま)東京都知事選立候補者
http://ieiri.net/家入一真 Twitter
https://twitter.com/hbkr【日本初】クラウドファンディングで選挙に立候補!ぼくらの力で政治の常識をひっくり返そう!!
http://shootingstar.jp/projects/565