橋下、石原両共同代表、「分党」に合意
日本維新の会の橋下徹、石原慎太郎両共同代表は28日、維新の「分党」を決めた。憲法間の違いや結いの党との合流をめぐる意見対立などが理由とみられる。
橋下、石原両氏は29日午後、ほぼ同時刻に大阪と東京で記者会見し、分党の経緯を説明。橋下氏は今後、結いの党との合流協議を本格化する意向を示し、石原氏は、新党結成を表明した。石原新党にはネット上でも参加が噂されていた元航空幕僚長の田母神俊雄氏も参加するようだ。
分党は6月22日の会期末の国会閉会後になるもよう。「日本維新の会」の党名は橋下氏派が継承、石原氏派は新たに党名を検討するということだ。
政党交付金33億円も分割
維新の会は30日午後、「分党」の正式決定を受け、両院議員懇談会を開催。議員らに分党に至った経緯が説明された。出席した議員からは分党に前向きな意見と石原・橋下両共同代表を批判する意見が出たようだ。
維新の会は、衆参両院合わせて62人の議員を抱えており、約33億円の政党交付金が支給されている。議員62人のうち、橋下氏側に20~35人、石原氏側には15~25人程度の参加が予測される。政党交付金は議員数によって割り振られる見通し。
所属議員は6月5日までに、どちらに所属するかの意思を明らかにすることとなっている。
日本維新の会 ホームページ
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http://www.hashimoto-toru.com/石原慎太郎 公式サイト「宣戦布告.net」
http://www.sensenfukoku.net/