トップページのURLに変更なし
長野県伊那市は1日、7年ぶりに市公式ホームページをリニューアルしたと発表した。リニューアルでは、利用者の視点で情報構成し、ナビゲーションが見直された。なお、トップページのURLに変更はないということだ。
(画像はニュースリリースより)
「ウェブアクセシビリティJIS」の等級AAに準拠
リニューアルを行ったのは株式会社日立公共システム。自治体向けコンテンツマネジメントシステム(CMS)の「4Uweb(フォーユーウェブ)/CMS」がクラウドサービスで導入された。また、「ウェブアクセシビリティJIS」の等級AAを使用することで、障がい者や高齢者への配慮がなされた。
トップページは、利用者が情報を探しやすいように、情報を縦方向にシンプルに配置。さらに、デザインは市の都市像「二つのアルプスに抱かれた自然共生都市」をコンセプトに、中央・南アルプスの山々や澄んだ空気をイメージした配色とデザインである。
災害時対策の専用サイトなどを新設
その他の特徴としては、利用者を迷わせないパケットレイアウトで知りたい情報を簡単に見つけられる構成となり、スマートフォンでの閲覧にも対応。
さらに、「大規模災害発生時のための専用サイト」や「伊那市での暮らしの全体像を紹介する移住応援サイト」「市民と行政が一体となれる企画コンテンツサイト」が新設された。
日立公共システムが提供している自治体向けCMS「4Uweb/CMS」は、ホームページの制作知識がない職員でも、テンプレートに入力するだけでウェブアクセシビリティに配慮したページを容易に作成でき、緊急時でも迅速な情報公開が可能となっている。
伊那市 お知らせ「市公式ホームページリニューアル」
http://www.inacity.jp/koho_news/homepagerenewal.html株式会社日立公共システムのニュースリリース
http://www.hitachi-gp.co.jp/newsrelease/2014/141001.html