ハイテク機器も展示
投票技術とサービスを提供するスマートマティックは12日、選挙管理の全体的手法に関する報告を欧州選挙管理当局者協議会(以下、ACEEEO会議)の第23回年次カンファレンス・総会で行ったことを発表した。
ACEEEO会議はルーマニアの首都ブカレストで4~6日の日程で行われ、世界各国から150人以上が参加。「総選挙の計画」と「選挙プロセスおよび公的活動における女性の参加」について意見が交わされた。
また、同会議ではスマートマティックによるハイテク機器を展示。生体認証・経歴情報をキャプチャーする一体型携行ユニット「PARmobile」、投票者認証用の携帯機器「VIU-500」、高度なタッチスクリーン式投票機「SAES-3376」が披露された。
「技術」「サービス」「プロジェクト管理」で選挙を成功へ
スマートマティックはこれまでに世界各国の総選挙において、大規模なプロジェクトを展開し、成功を収めている。2009年、ボリビアにおいて生体認証による登録を世界最速で実施し、75日間で500万人の登録を行ったという。
さらに2010年、フィリピンで技術とサービス、プロジェクト管理を組み合わせ、投票用紙読み取り用光学スキャナーを使用することによって、世界史上最大の選挙を成功に導いた。
ACEEEOのZsolt Szolnoki事務局長は
「総選挙は国家にとって非常に困難なプロジェクトの1つである。総選挙の管理者は法律、管理、計画、ロジスティクス、財務に関する事項を統括し、合法的な結果を生むよう、透明で効率的なプロセスを実行する必要がある。」(ニュースリリースより引用)
とコメント。
スマートマティックは、選挙を透明で効率的なものにするためには、単に適切な技術以上のものが必要だとして、2004年以来、「技術」「サービス」「プロジェクト管理」という3つの要素を統合したソリューションを提供してきている。
今後も、複雑な選挙を単純なものにするソリューションの提供により、選挙を成功へと導いていく考えを示した。
スマートマティックのニュースリリース
http://www.smartmatic.com/news/スマートマティックのホームページ
http://www.smartmatic.com/