サッカーワールドカップ優勝でイメージアップ
市場調査会社のGfKは12日、「国家ブランド指数」を発表した。2014年度の1位に輝いたのはドイツ。サッカーワールドカップでの優勝がイメージアップに貢献したようだ。
この調査はGfKが毎年行っているもの。先進国・新興国50カ国のイメージを輸出、文化、政府、国民、観光、移民・投資など23の異なる項目で評価した。オンライン調査に参加したのは、20カ国2万125人。
上位10位は以下の通り(カッコ内は昨年の順位)。
1.ドイツ(2位)
2.米国(1位)
3.英国(3位)
4.フランス(4位)
5.カナダ(5位)
6.日本(6位)
7.イタリア(7位)
8.スイス(8位)
9.オーストラリア(9位)
10.スウェーデン(10位) (プレスリリースより引用)
米国、1位の座を死守できず
トップ10のうち、1位と2位以外は順位に変化がなかった。政治コンサルタントのサイモン・アンホルト氏はドイツが1位になった理由として、ワールドカップ優勝以外にも、「欧州におけるリーダーシップ、強固な経済、国際的な政治的責任」を挙げている。
米国は2009年以来、はじめて1位の座から転落して2位になった。米国のイメージダウンにつながった項目は「世界の平和と安全保障への役割」で、50カ国中19位だった。最もイメージダウンした国はロシアで、25位という結果だった。
(画像はプレスリリースより)
GfK プレスリリース
http://www.gfk.com/de/pressemitteilungen/.aspx