政治に足を踏み込みすぎた市職員は自ら去るように忠告
大阪市市長に当選した橋下徹氏は11月27日の、橋下徹、松井一郎・市長・府知事選後の会見において、今回の選挙戦を通じて公務員としての領分をわきまえずに、政治に足を踏み込みすぎた市職員に対して、潔く市庁を去るようにと発言。
橋下氏は、市役所職員が「幹部という肩書きを堂々と名乗って、市民からも票を得て民意で選ばれた知事に対して、バカにした発言をできるのか」と、いまの市役所に欠陥があることを指摘。「分限処分」を行うのかという質問に対し、「退職金満額受け取って、ぼくが言う前に日本人だったら潔くスパッといかないと。分限なんて市民のみなさんに対してもかっこ悪い」と述べたもの。
「辞職覚悟で平松市長を徹底応援したのではないのか?」
さらに、分限処分までやらなければいけないような「だらしない大人の集団なんですかね市役所は」とも発言、辞職を覚悟で公務員でありながら平松市長を徹底して応援したのではないのかと言葉を重ねた。
平松氏が自らの市政に実績として掲げていた、「大阪がアジアで住みやすい都市No1」にふれ、「あんなランキング出した職員なんてやめてもらわないと。大阪市民を騙してるんですから。なんぼなんでもよくわかってると思いますよ」と議論を求めた。橋下氏は、「市庁人事は市長直轄で一から見直して生きたい」としている。
大阪市のサイトでは、「グラフで見る大阪市~まちは大きく変わってきました~」とするページへのリンクをTOPに貼り、「え?アジア1位?~まちは大きく変わってきました~」と、平松市政の実績をアピールしている。
大阪維新の会大阪市「グラフで見る大阪市~まちは大きく変わってきました~」