CDUのノーバート・レットゲン氏、州の党代表を辞任
13日、ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州で州議会選が行われた。ドイツ国営放送ARDの予測によると、社会民主党(SPD)が39.0%(国営放送ZDFでは38.6%)を得て、勝利した。(13日、20時半時点)。シュピーゲル誌オンライン版が13日、報じた。
緑の党(die Grünen)も健闘して、11.5%(ZDF:11.9%)の支持率を得た。これにより、SPDのハンネローレ・クラフト首相は、SPDと緑の党による安定した基盤の連立政権を形成することができる。
一方、キリスト教民主同盟(CDU)は、劇的な転落に対処しなければならない。同党は、26.3%(ZDF:26.0%)に達しただけで、前回の2010年の選挙での34.6%から大幅に支持率が低下した。
CDUのトップ候補者だったノーバート・レットゲン氏は、この選挙結果の責任をとるために、州のCDU代表を辞任することを発表した。
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dirk@vorderstrasse.de歓声を上げる自由民主党と海賊党
自由民主党(FDP)は、8.4%(ZDF:8.4%)で、シュレスヴィッヒ・ホルシュタイン州に続き、成功を収めた。海賊党(die Piraten)も7.7%(ZDF:8.1%)を獲得し、連続して州議会に議席を得た。
左翼党(die Linke)は、2.6%(ZDF:2.5%)で、先週のシュレスヴィッヒ・ホルシュタイン州に続き、議席を得ることができなかった。
ノルトライン=ヴェストファーレン州は、ドイツの中で最も人口の多い州で、1320万人の有権者が投票に臨んだ。16時(現地時間)までの投票率は、52.5%である。今回の選挙は、SPDと緑の党による少数与党内閣が、2012年の予算案を通すことができずに、今年3月、わずか2年で解散したことによるものだった。
シュピーゲル誌(Spiegel Online)
http://www.spiegel.de/politik/deutschland/rot-gruen-bei-prognose-zur-landtagswahl-in-nrw-klar-vorn-a-832923.html