賛否両論ある「ベーシック・インカム」
動画サイト「ニコニコ生放送」では2月20日(土)深夜0時30分(正確には25日午前0時30分)から「朝までニコニコ生激論『ベーシック・インカム(キリッ』」を配信する。
「ベーシック・インカム」とは国民が最低限の生活を送るための費用を、政府が保障(支給)するというもの。まだ、一般にはなじみのない言葉だが、去年夏の衆院選挙では新党日本が「ベーシック・インカム」をマニフェストに掲げている。
世帯というより個人への支給の意味合いが強いことから、貧困対策はもちろんのこと、世帯の人数が増えるため少子化の対策にも有効との考えもある。
その一方で、労働意欲の低下、犯罪の増加などを懸念する声もあるなど賛否は分かれているのが現状だ。
「人は働かなくなるのか」などを朝まで生討論
生討論には、作家で反貧困ネットワーク副代表の雨宮処凛氏や堀江貴文氏、東京大学特任研究員鈴木健氏らが参加し、「ベーシック・インカム」について基本的なところから、「人は働かなくなるのか」「導入で社会生活はどうなるのか」といったテーマで議論を交わす。
さらに、収録ではあるが、「ベーシック・インカム入門」の著者で同志社大学教員の山森亮氏の講演も放送される予定だ。
朝までニコニコ生激論『ベーシック・インカム(キリッ』